2004年06月10日
トーノZEROアニメ感想鉄人28号 《2004年版》 total 5431 count

身体は子供、頭脳も子供、名探偵正太郎!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の鉄人28号の感想。

サブタイトル §

第10話 「謎の超人間ケリー」

あらすじ §

 謎の怪人と出会ったあと、牧村博士のところに到着する正太郎。

 しかし、牧村博士は殺害されていました。

 牧村博士のダイイングメッセージを解読し、秘密文書を手に入れる正太郎ら。

 そこには、ドラグネット博士がギルバート以前に研究していたものが、巨大ロボットではなく兵器としてのサイボーグであったことが記されていました。

 正太郎は、ジョンソンがドラグネット博士と牧村博士を殺害した犯人であることを推理によって突き止めます。

 ジョンソンはサイボーグとしての正体を現し、時間がないと言って飛び出します。

 ジョンソンの真の名前はケリー。彼は敷島博士をさらって行きます。

感想 §

 今回泣かせるのは、ケリーの心情を全く理解することができない正太郎のイヤになるほどの子供っぽさと、ケリーの心情をどこか分かることができそうな敷島博士とのギャップですね。

 特に、正太郎はダイイングメッセージの謎を解き、犯人まで言い当てて大活躍です。それにも関わらず、ケリーの心情にまで到達することができません。そこが、優秀な子供の限界という感じでしょうか。

 もっとやろうと思えばできるだろうに、ちょっと手を抜いているんじゃないかな、と思うこの作品ですが、それでも、こういう描写にはグッと来るところがありますね。

今回の一言 §

 絨毯にくっきりと残る足跡、で思い出したのはバイオニックジェミー……。